横須賀の浦賀といえば 1853年にペリーが黒船に乗って来航したことで有名な場所です。 その際にこのペリーとの交渉や対応を務めた奉行所与力である 中島三郎助という人物をみなさんはご存知でしょうか？

横須賀ではこの中島三郎助をしのぶ催しである 「中島三郎助まつり」が住友重機械工業機関工場で開かれたそうです。 この横須賀の偉人である、中島三郎助とは どういう人物だったのでしょうか？

三郎助は日本初の西洋式軍艦を建造し 桂小五郎にも造船術を教えたという経歴があります。

その後、戊辰戦争では新政府軍と戦い 息子とともに戦死したという、幕末の動乱を駆け抜けた人物であったそうです。

そんな彼が、ペリーとの交渉も行っていたのですから かなりマルチな活躍ぶりですよね。

この横須賀で開かれた今回の催しでは、中島三郎助を偲びながら 彼の足跡をたどるパネル展が開かれたそうです。

また、模擬店や音楽の演奏などもあり 「中島三郎助まつり」はおおいに盛り上がったのではないでしょうか？

幕末の時代、この横須賀に限らずですが日本は変化の時期を迎えていました。 その中でも重大な事件としてペリーの来航（黒船来航）があると思いますが そのペリーとの交渉を務めた人物のことを私たちはもっと良く知る事で 幕末の偉人たちのおかげで、現在の日本がある事を再認識する必要が あるかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部