文化の秋、様々な音楽イベントが全国で開催されていますね。今回は、横須賀市で行われているジャズイベントについて紹介します。

アメリカ海軍横須賀基地に近い本町ドブ板通り周辺では、10月18日よりホールやアメリカンバーなどを舞台にしたジャズイベント「横須賀トモダチジャズ 2017」がスタートしました。昨年に続き2回目の開催で、今年は2部構成での開催となっています。 10月28日・29日は「EMクラブレジェンド」と題し、戦後ジャズが盛んだった「EMクラブ」跡地に立つ「横須賀ベイサイドポケット」を会場に、実力派ミュージシャンが集結しました。

11月3日・4日・5日には、第2部「ドブイタ・バーボンストリート」と題し、ストリートやアメリカンバー、元映画館、ライブハウスなどが会場となります。異国情緒あふれ、英語看板に彩られた横須賀・ドブ板通りを中心に、ジャズの本場・アメリカニューオ―リンズの繁華街、バーボンストリートのような、賑やかなジャズ空間が演出されます。

5日間の開催で、14会場約80ステージが展開されます。

横須賀市民有志が集まり、一般社団邦人 ヨコスカ・ジャズ協会、公益財団法人横須賀芸術文化財団、ドブ板通り商店街振興組合でつくる実行委員会が主催します。

実はイベントポスターの「スカジャンガール」も話題となっており、「店先や自動販売機に貼っておくとすぐに盗まれてしまうほどなのだとか。撮影に使用されたスカジャンは、1950年代に横須賀のアメリカ海軍基地内で販売されていたビンテージものだそうです。

実行委員代表の長坂さんは「横須賀ジャズのレジェンドを復興したい。ジャズを聴きながら、スカジャンを着て、街歩きを楽しんで欲しい」と話しています。

昨年は9月初旬に活開催し、2日間でおよそ1万2,000万人が参加。この週末も連休ですし、沢山の方々の来場が見込まれるのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部