日本の古都・奈良と言えばたくさんの観光要所があり その中でも特に鹿で有名な『奈良公園』は全国的にも有名な 観光スポットではないでしょうか？

その奈良にある奈良公園では今の時期 冬の風物詩となっている「鹿寄せ」が行われているそうです。 この奈良公園の「鹿寄せ」ですが、どういったものかと言いますと 管楽器のホルンの音色で鹿を呼び寄せてエサを与えるというものだそうです。

この「鹿寄せ」が始まったのは意外と古くからで 寒くなり鹿たちのエサが少なくなるこの時期に毎年行われる 明治時代から続く恒例行事なんだそうです。

公園の飛火野（奈良公園内のスポット）にホルンの音色が響き渡ると 鹿たちがいっせいに集まり、鹿愛護会のメンバーが用意したドングリを食べる様子が 見られるとの事です。

なぜ、鹿たちは管楽器のホルンの音色で集まってくるのか不思議に思いませんか？

もしかするとホルンの音色というのは鹿にとって 本能的に何か親しみのある音に聞こえるのかもしれませんね。 オオカミ使いやヤギ使いもそういえばこうした音色で動物を操っていたような・・・

普段では見れないこの「鹿寄せ」行事ですが、 鹿好きの方にとっては鹿たちがホルンの音色で呼び寄せられるこの珍しい光景は 一度は見てみたいシーンなのではないでしょうか？

「鹿寄せ」はこの時期限定の行事だそうなので チェックされる方は少し急がれた方がよいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部