小さいお子さんがいらっしゃる方はみんな頭を悩ませるところだと思いますが…子どもが小学校に進学する頃から、学用品や制服など、様々な用具を購入せねばならず、頭を抱えている方も多いと思います。

そんな中、神奈川県大和市は、大和市立小学校入学に関する学用品の購入援助費の支給時期を、入学後の8月から入学前の3月に変更すると発表しました。ランドセルや文房具の購入など、入学前に集中する保護者の経済的負担を緩和するのが狙いです。 ちなみに大和市では、来年度の入学世帯の支給額は4万600円で、国の基準に準じ、本年度のおよそ2倍となります。

この支給が受けられる対象は、大和市在住で市立小学校入学予定の子どもの保護者。生活保護を受けている世帯と世帯人数に応じて設けられた所得基準以下で、大和市教育委員会が援助を必要と認めた世帯。

2人世帯では、所得上限は270万円、3人の場合は、332万円となります。

大和市では2019年度以降は、入学前年の12月に支給する方針だそうです。やはり購入した後より前の方が、経済的にはありがたいものですし、購入する際も安心ですよね。金銭的に渋りながら購入するより、その目的のために支給されたお金を持って購入する方が、気持ちに余裕が出るものだと思います。

実際、学用品や制服など、初期にかかるものの金額も侮れないものですし、親御さんの負担も大きいことでしょう。こういった子育て支援の制度が全国的に充実して欲しいものですね。


 執筆：街コミNAVI編集部