最近、「シェアサービス」が急速に普及していますよね。

中でも、民間の人同士の貸し借りをマッチングするサービスが特に増えてきている印象ですが、借りる側としてもアプリで予約するだけで利用できるということで簡単ですし、貸す側としても自分の使わない時間だけ物を貸すというのは非常に効率的な手段に思えます。

神奈川県大和市では、そんなシェアサービスに市が参入し、大きな話題となっています。 それが、駐輪場のシェア事業。

民間の空きスペースを、駐輪場として貸しだし、希望者がそこに予約して自転車を止めることができるというサービスです。IQ SOPHIAという企業が運営する昨年始まったばかりの「みんちゅう」という駐車場・駐輪場シェアサービスを活用したもので、大和市ではそのIQ SOPHIAと協定を2月1日に締結。

このサービスで貸し出しを行っている場所には市の巡視員も見回りを行うなどして連携を図っていくといいますから、貸主も借主も安心してサービスを利用することができそうです。

最近は、空き家となってしまっている家など、遊休不動産をリノベーションして街づくりにつなげていくという取り組みが全国的に進められていますし、放置自転車の問題も全国でおきていますから、この取り組みも友好そうです。

今回の取り組みは全国初のものだということですが、こうしたシェアサービスと自治体の連携はこれからも増えていくのではないかと思います。

大和市の人はチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部