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2017.12.06.

佐賀大学でタブレット端末を利用した入試試験を実施


現在、私たちの生活に、電子機器は欠かせないものになってきていますよね。

パソコン、スマートホン、タブレット端末などをすべて奪われたら生活ができないという人も多いと思いますし、最近ではあらゆる現場にこうした電子機器が活用される状況になってきています。

そんな電子機器の活用が進んでいる業界の1つが、学校。授業や普段の生活の管理にタブレット端末などを活用していこうという動きは少しずつ進んできています。

しかし、学校に関する現場で、そうした電子機器が一切使用できない場面があります…それが、入試ですよね。

入試会場ではカンニング防止などのために電子機器を持つことはできないことが常識ですが、佐賀市にある、佐賀大学では、なんとタブレット端末を利用した入試が行われ話題となっています。
情報元ソース:佐賀新聞 全国初 タブレットで出題、解答 佐賀大・推薦入試 間違った場合は類似問題で「学習する力」試す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-03154949-saga-l41
タブレット端末が導入されたのは、「推薦入試1」のうち、理工学部5学科と農学部3学科。この試験では受験性にタブレット端末とタッチペンが配布され、それを使って解答を行わせました。

これは前年度まで佐賀大学で行われていた対面で問題を解かせる「口頭試問」の代わりに導入された試験で、問題を解かせて基礎学力を測り、間違った場合はその場で解説を読ませた上で、類似の問題を解かせて学習力を試すといった試験が行われたということです。

タブレット端末だと答え合わせもすぐに可能ですし、確かに合理的ですよね。

この試みは佐賀大学を含め国立大学で初ということです。本当に不正が行われる可能性がないかという問題もありますが、今回は特に大きな混乱もなかったということで、これからの導入にもつながっていきそうですし、これからの入試をめぐる電子機器の扱いには注目したいところです。


 執筆:街コミNAVI編集部