東日本大震災から4年が経過しました。 はたして震災から、どれほど復興へ向かっているのでしょうか。

岩手の小中学校では、まだ建て替えが終わらず 仮設で授業を受けている子供もいるようです。 小中学校の時期、勉強はもちろん大切ですが 友人との思い出や、青春という時間を過ごす事も大変重要ですよね。

そんな中、大事な6年間を仮設で過ごさなければいけない児童も 出てくる可能性があり、岩手の小中学校の建設を急ぐ必要がありそうです。

どうしてこのように、建て替えの遅れが相次いでいるのか それは復興事業の集中で、資材価格が上がったり人手が足りなくなっているからだそうです。

さらに、国が発注をしている道路など、大型事業が優先されているようで 市町村が担っている学校や住宅再建が後回しになっているというのが現状のようです。

学校といえば、大きな校舎に大きな時計。 温かく児童を守ってくれている大きな建物、歴史を感じる臭い。

そういったものを心と体で6年間感じて、小学校を卒業するものです。

しかし、岩手の小中学生たちは、このままだと他府県の子供達と同じような思い出は 作れないままになってしまいまそうです。

一日も早く、校舎の建設が始まってほしいものですね。


 執筆：街コミNAVI編集部