皆さん歴史はお好きでしょうか？勉強としては好きじゃないけど大河ドラマなどを見るのは好き、という人もいるでしょうし、最近は戦国ブームが来ているともいわれますよね。

そして、今年は明治維新から150周年を迎えるということで、全国各地、特に幕末の志士たちにゆかりのある地域では昨年から様々な関連イベントが開催されているのですが先日、東京都日野市では、幕末の志士たちに関連するあるほっこりするニュースが話題となりました。 それが、新選組の副長として知られる土方歳三と、坂本龍馬の子孫が一緒にゴミ拾いをしたというもの。

いきなりこんなことを言われても少し不思議な感じですが、日野市はそもそも土方歳三をはじめ、新選組の隊士を多く輩出した「新選組のふるさと」として知られる地域。

土方歳三の子孫である土方愛さんは現在、日野市の土方歳三資料館の館長を務めています。

そして、坂本龍馬の子孫である坂本龍哉さんは、中央大学に在学中。中央大学は日野市と八王子市のほぼ境にある大学ということで、かつては宿敵であった幕末の偉人たちの子孫が、すぐ近くにいるという偶然が起こったのです。

これを知った、中央大学の清掃・まちづくりサークル「greenbird」が両者に清掃活動への参加をお願いしたところ、2人とも快諾し、清掃イベントに参加することになったそうです。12月17日に開催された清掃イベントは「高幡不動 幕末おそうじ～土方×坂本150年目の再会～」として実施。

土方チームと坂本チームに分かれて美化活動を行い、土方さんと坂本さんも仲良くイベントに参加していたということです。とても運命的な出会いに思えますが、今回2人は初対面だったそうです。

暗いニュースも多く、様々な勢力の敵対が日々ニュースで伝えられますが、たまにはこうしたほっこりしたニュースもうれしいですよね。


 執筆：街コミNAVI編集部