地方創生は今や社会的な大きな目標となってきていて、全国の自治体で様々な取り組みが行われてきていますね。

自治体や市民団体だけでなく、地域の若者や学生が積極的に地域づくりに参画することも増えていて、自主的なものだけでなく、授業やゼミなど、学校教育の一環として地域づくりに参加することも増えています。

そうした中、東京・自由が丘でも、地元大学生が地域の活性化に大きな役割を果たして注目を集めています。 その大学とは自由が丘の近くに本部キャンパスを置く産業能率大学。

1979年に設立された私立大学で、経営や情報マネジメントを学ぶことに特化した大学です。そんな産業能率大学が取り組んでいるのが「SANNO PBL」で、その取り組みの一環として、自由が丘の地域盛り上げに寄与しています。

PBL（Project Based Learning）とは、チームで知恵を出し合いながら問題解決をはかっていく学び方で、「SANNO PBL」は、非常に高度なPBL活動として産業能率大学が認定する授業や団体のみ名乗ることを許されます。

そんなSANNO PBLの1つとして行われているのが「自由が丘イベントコラボレーション」。

この取り組みでは。スイーツフェスタ、女神まつり、Thanks Liberty Christmas Caroという、自由が丘を代表するイベントに学生たちがイベントの企画から運営まで、実行委員の一部として参加し、実際にイベントを作り上げています。

他にも、自由が丘を拠点に「アーティストプロモーション」「ブランドプロデュース」といった、もはや仕事にできるのではないかというレベルの活動を展開しています。

産業能率大学はその特性上、様々な年代の人が所属しているようですが、こうした人たちが卒業後、全国で地域の活性化に貢献してくれたらいいなと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部