新年が明けて時間もたちましたが、皆さんは今年のお正月はどのように過ごしたでしょうか？

地元に帰ってゆっくり過ごしたという人も多いと思いますが、全国各地では、新年に合わせて様々な地域のお祭りが開催されるものですよね。新年のお祭りということで縁起のよさもこの上ないこうしたお祭りですが、群馬県伊勢崎市では、地域のソウルフードである「焼きまんじゅう」にちなんだイベントが開催されました。 伊勢崎市をはじめ、群馬県は小麦がよく取れる気候であることから粉もの文化が盛んな地域。

焼きまんじゅうもそうした粉もの文化から生まれた名物グルメの1つで、今では群馬名物、伊勢崎名物の1つとして広く認知されています。そんな焼きまんじゅうをテーマに「いせさき焼きまんじゅう愛好会」が主催するのが新春恒例「上州焼き饅祭」です。

毎年1月11日に伊勢崎神社で開催されています。

社殿では「福まん神事」として、神前で直径55㎝の大饅頭が焼かれ、宮司が饅頭に願いを込めて祝詞を奏上。神事の後は年男年女が饅頭に思いを込めた文字を書き込む、願い文字の儀が行われます。焼き上がった饅頭は「福分け」として無料配布されますが、まるで巨大なパイを切り分けるようなその様子は圧巻です。

また、この日は例年同時に「いせさき初市」も開催されるということで伊勢崎市内外から多くの人が訪れ、賑わいを見せていました。

皆さんもこうした地域のお祭りやイベントを見つけたときは積極的に参加してみてくださいね。焼きまんじゅうは全国でも群馬県でしか食べることができないグルメなので、皆さん是非、一度食べに行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部