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2018.01.29.

博多人形のガチャポン


みなさんは、ガチャポンで遊ぶことはありますか?

子供のころガチャポンのおもちゃ集めにはまったという人も多いと思いますし、近年はガチャポンがにわかにブームになったこともあり、今でもガチャポンを見つけると回してしまうという人も多いと思います。

ゲームの世界でもガチャが一般化し、ユニークなガチャポンも増えてきていますが、福岡県の中心街・博多では、一風変わったガチャポンが登場したということで話題になりました。
情報元ソース:読売新聞 ガチャガチャに1万円の博多人形…15分で完売
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00050051-yom-bus_all
それが、はかた伝統工芸館に登場した、博多人形のガチャポン。

博多人形とは、博多地区で伝統に作られてきた福岡の伝統工芸品で、経済産業大臣指定伝統的工芸品にも指定されているもの。素焼きの土人形であることが特徴で、ひな人形や、歌舞伎や能に関連した人形などが有名です。

はかた伝統工芸館は、そんな博多人形や博多織という織物を中心に博多の工芸品を展示・販売する施設。

博多の工芸品に関するイベントも積極的に開催している同施設ですが、1月25日には「博多人形青年部作品展」というイベントが開幕。これは、「博多人形の次世代を担う6人の作家さんたちが渾身の逸品を展示・販売する作品展」なのですが、このイベントの中の目玉企画として企画されたのがこのガチャポンで、カプセルの中に作家さんたちの作品が入れられ、ガチャポンとして販売されました。

1回1万円ながら、開始前から列ができ、販売開始15分で完売。

並んでも手に入れられない人が出るなど大盛況となったということです。博多の人はもちろん、観光で博多に訪れた人も、一度はかた伝統工芸館に訪れるなどして、博多人形の魅力に触れてみてくださいね。


 執筆:街コミNAVI編集部