近年、様々な分野でテクノロジーが発展し、AIやロボットなど、様々なものが注目を集めていますが、ロボット分野で現在注目の的となっているものといえば、「ドローン」ですよね。

ここ数年で注目を集めるようになり、ドローン教室なども開催されるなど人気を高めているこのドローン。様々な場面で実用化も進んでいますが、その実用化の場面の1つとして、災害時の活躍への期待が高まってきています。

自治体や消防などがドローンを導入したり、企業とドローンに関する協定を結ぶことも増えてきていますが、埼玉県春日部市でも、災害時のドローン活用の協定が結ばれました。 春日部市が地元の「イシモ建設」と、東京の一般社団法人「災害対策建設協会JAPAN47」と締結したのが「災害時における無人航空機による協力に関する協定」です。

災害対策建設協会JAPAN47はドローン技術と建設の知識を組み合わせて災害対策を行う、昨年設立されたばかりの協会で、協会の理事が昨年春日部市内にドローンスクールを開校したことなどもあり、今回の協定が結ばれることになりました。

埼玉県の自治体と協定を結ぶのは今回初めて。

建設に関する豊富な知識と経験、そして地の利を持つイシモ建設と協定を組むことによって、災害時に現場の状況をいち早く収集できるようにし、災害時にドローンを活用した被災地支援を進めていくということです。

春日部市の人はもちろん注目してほしいですし、皆さんの住んでいる地域でもこれからドローンの活用は進んでいくと思いますから、注目していてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部