現在、社会的に問題となっていることというと、皆さん様々なことが思い浮かぶと思いますが、その中の1つとして、空き家・遊休不動産の問題があります。

全国各地で自治体や市民団体がこうした遊休不動産の活用や再生に向けた取り組みを行っている現在ですが、東京都青梅市では、官民が連携して空き家の活用を目指す「青梅アキヤ不動産」という取り組みが始まり注目を集めています。 青梅市といえば、空き家対策として2016年から官民で「アキテンポ不動産」という事業を実施して注目を集めてきた町。

このアキヤテンポ不動産は空き店舗を借りたい人とと貸したい人のマッチングや条件交渉を行うことで空き店舗を活用して町に活気を作り出そうとするもの。

その取り組みは全国的に注目され、メディアなどで取り上げられることもありました。

今回のアキヤ不動産は、おおざっぱに言えばその事業を店舗だけでなく居住用の空き家にも広げて実施するもの。自然豊かなロケーションの物件や週末の隠れ家的物件など青梅ならではの魅力ある空き家を紹介する事業で、1月19日～3月31日の期間限定で、青梅駅前のスペースに「アキヤ不動産」という実店舗もオープンしました。

ここでは青梅市内の空き家情報を照会して、利用の相談などを行うことができるということなので、青梅に住んでいる人、青梅での生活を考えている人などは一度相談に行ってみてもいいのではないでしょうか？

全国的なこれからの取り組みにも期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部