今年は冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、これからはサッカーのワールドカップも開催されるなど、スポーツ界が盛り上がりを見せていますね。

東京オリンピック・パラリンピックまでも2年となるなど、国内でのスポーツ熱も高まってきていますが、来年、2019年にも国際的なスポーツの大会が日本で開催されること、皆さん知っていますか？それがラグビーワールドカップ。

日本でも前回のワールドカップ以降ラグビー人気は高くなっているので、知っているという人も多いと思いますが、まだまだ誰もが知っているといえるほどの認知度になっていないこともあって、現在全国各地で機運を盛り上げようと様々な活動が進められています。

そんな中、岩手県では、ラグビーワールドカップをPRするための新しいグルメが開発されて注目を集めています。 それが「岩手のラガー饅」です。

岩手自慢の短角和牛などの食材を使った、ラグビーボール型の中華まんです。岩手県では、釜石市でラグビーワールドカップの試合が開催されることが決定していて、9月と10月に1試合ずつ、2試合のグループリーグの試合が行われることになっています。

現在は試合会場となる「釜石鵜住居復興スタジアム」が建設中となっていて、岩手県としても大会を盛り上げ、地域の活性化を進めようと、イベントを開催したり、岩手県の広報活動の中で積極的な紹介などを行っています。

今回のラガー饅は、岩手県が企画したもので、久慈市にある第三セクター「総合農舎山形村」が開発したもの。2月に試食会が行われ、3月20日にはイオンモール盛岡で試食会を実施した後、今年秋ごろに商品化して販売開始する予定とのことです。

岩手県は今回の大会だけでなく、大会終了以降も、日本プロサッカーリーグのエキシビジョンマッチや、日本が招致を目指すといわれている2023年のFIFA女子ワールドカップなどの試合を承知して、スタジアムやスポーツを地域の活性化に生かしていきたいと考えているということです。

岩手の人は、そうした取り組みに注目してくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部