（2018年4月4日に書かれたコラムです）

東京、国分寺の「国分寺おもちゃ病院」を皆さんご存知でしょうか？ テレビで放送されたのを見たことあるという方も多いかと思います。

「国分寺おもちゃ病院」は動かなくなったおもちゃ、「けが」をしたぬいぐるみ等をなおしてくれる病院です。 「日本おもちゃ病院協会」というボランティア団体の活動の一環で、なんと全国各地に1500人もの「おもちゃドクター」が活躍されているようです。

壊れたおもちゃは原則として無料で修理してくれます。

「国分寺おもちゃ病院」では全国各地から宅配でも修理を受け付けされており、これまで修理したおもちゃの数は3800個以上。

おもちゃ病院の中でも開催日が月に一回と決まっている所もある中、ここだけ休院日は無いのだそう。

院長の角文喜（すみふみよし）さんは元々養護教論で、当時は自分で教育内容や教材を考えないといけない時代。 ある時にダンボールの中に投げ込まれてあったおもちゃを発見し捨てられる予定だったおもちゃを教材として使うために分けてほしいと頼んだことがきっかけでおもちゃの修理を始められたようです。「おもちゃドクター」も今では17年目になるのだそう。

全国各地から思い出のあるおもちゃが来て、また持ち主のもとに元気になって帰っていくのはとても嬉しいことですね。

壊れて諦めていたおもちゃ、思い出のおもちゃをお持ちの方は一度持っていってはいかかでしょうか。

国分寺おもちゃ病院（受付、修理） JR「国立駅」北口徒歩20分 国分寺市プレイステーション（受付のみ） JR「国分寺駅」南口徒歩15分 BOUKENたまご（受付のみ） JR「国分寺駅」南口徒歩1分


 執筆：街コミNAVI編集部