夏が近づくと海水浴などで海岸や海辺に出かけることが増えますが、その際にもし海岸で見慣れないものを見つけたら注意が必要かもしれません。

茅ヶ崎ではこの度、海水浴などが行われるような海岸でも猛毒を持つクラゲ「カツオノエボシ」が相次いで溶着しているということでニュースとなっているんです。 この「カツオノエボシ」というクラゲは透き通ったガラスのような綺麗な見た目をしているので、海岸に流れ着いたところ興味本意で触ったりすると、その猛毒で深刻な状況になってしまう危険があるという恐ろしいクラゲなのだとか。

茅ヶ崎ではそんなカツオノエボシが多数海岸に漂着しているところが発見されていて、中では5メートル感覚で流れ着いているようなところもあるのだそうです。

こうしたカツオノエボシが漂着しているのは茅ヶ崎だけでもないそうなので、多くの地域で気をつける必要があるようですね。海岸の近くには救護所などがないところもあるのでうっかり触ってしまい刺されてしまうと十分な手当てが受けられず、大変なケースとなってしまうとのことなので注意を怠らないようにしたいところ。

もし、海岸で綺麗なガラスのような物体を見かけても迂闊に触らないようにしておくのが一番ということでしょう。綺麗なバラには棘あるというように例え見た目が綺麗でも大変な危険を秘めている可能性があるようです。

海辺に赴く際にはこうした危険を想定して行動するようにしたいものですね。

（2020年7月13日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部