大崎のお土産ものといえば「鳴子こけし」は古くから知られている宮城の名物の一つ。

普段はなんてことないお土産ものですが、そんなこけしでも見る場所や時間によってまた違ったイメージを受けることでしょう。 大崎にある「鳴子温泉」ではそんなこけしを利用した試みが思わぬ話題となり注目を集めているのだとか。

大崎の鳴子温泉街では街中の様々な場所でこけしが飾られており、さまざまな場所でこけしが設置されているのですが、その中でも…

大崎市鳴子総合支社にはそんなこけしの頭部が乗っかった電話ボックスがあるとのこと。今回、話題となっているのはこのこけしが乗っかった電話ボックスなんです。

普段、昼間にみればそれほど驚くものではないようですが、電話ボックスの上に乗っかった巨大なこけしの頭部というのは真っ暗な夜間にみるとそのインパクトは絶大。

まさにホラーゲームにでも出てくるような光景へと早変わりということでおおきな反響を呼んでいるというわけなんです。

その独特な雰囲気に、怖いものみたさでわざわざ夜間に見に行ってみたいと考える人も多いそうで、まさかの注目のされかたでこの電話ボックスは大崎では人気のスポットとなっているのだとか 。 設置した側からするとそんなつもりはなかったのかもしれませんが、偶然の結果で話題を集め人が集まるスポットになったというわけですから結果オーライといったところでしょうか。

まさに偶然が生んだというこの大崎の人気スポットに一度ぜひ夜間に足を運んで実際に見てみたいものですね。

（2021年11月24日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部