今年も新年を迎え、人それぞれ、様々なお正月を過ごしたことと思いますが、このお正月にかるた遊びをしたという人はいますか？お正月の遊びの定番の1つであるかるたですが、近年は見かける機会も減ってきていますよね。

しかしそうした中、地域活性化の機運もあり「ご当地かるた」が注目を集めています。宮城県大崎市では、ご当地かるたを使った毎年恒例のかるた大会が実施されました。 ご当地かるたはその名の通り、ご当地で作られる独自のかるた。それぞれの郷土文化を反映した内容となっているものがほとんどで、地域の名物、郷土愛をはぐくむための教材としても注目を集めています。

もちろん昔からあるものも多いですが、最近になって新しく作られているものも多いのだそう。

大崎市の岩出山地区では、1990年に商工会が村おこし事業の1つとして「歴史観光かるた」というご当地かるたを作成。地域の観光名所や史跡などをテーマに47種類の札が作成され、地域で親しまれてきました。

25年前からは新春恒例イベントとして「歴史観光かるた・ジャンボすごろく」が開催されるようになり、そこでこの歴史観光かるたが例年使われていて、今年も1月8日に開催されました。

かるた大会と同時開催されたジャンボすごろく大会でも「歴史観光すごろく」というご当地すごろくが使用され、子どもたちは楽しみながら地元の歴史を学んだということです。

みなさんの住んでいる地域にもご当地かるたがあるかもしれませんし、一度チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部