お菓子のおまけ（食玩）のフィギュア製造で知られている 「海洋堂」の作品を集めた展示会が行なわれていたのをご存知ですか？

それが「守口 海洋堂展～守口から世界へ、最強造形集団51年目の軌跡。」 です。 4月29日〜5月6日まで 守口市の京阪百貨店守口店で行なわれていた、この展示会は 同社の造形師、松村しのぶさんの約1000点にのぼる作品を中心に 日本が誇る精緻なフィギュアの世界が楽しめたそうですよ。

これは、守口市が海洋堂の地であることにちなんで企画されたんですね。

会場では、松村さんが製作した 「日本の動物シリーズ」のフィギュアを生息地別に並べた日本地図を展示。

北海道にはキタキツネ、日本アルプスにはライチョウ 沖縄にはリュウキュウヤマガメなどが配置されたそうです。

並べられたフィギュアは、まるで生きているかのように 毛並や羽毛、甲羅の細やかな模様までも忠実に再現していて その高度な技術が来場者を驚かせたそうです。

また、松村さんがニューヨーク自然史博物館の依頼で製作した 全長50センチの恐竜アロサウルスと、バロサウルスのフィギュアも 公開されていました。

ほかに会場では、爬虫類や空想上の動物を得意とする 同社の塗装班の方の作品や、創業者の宮脇修さんが設立した 「海洋堂ホビー館四万十」を紹介するコーナーなど 見所も多かったようですよ。


 執筆：街コミNAVI編集部