瀬戸市のご当地キャラクター「せとこま（通称：せとくん、こまちゃん）」の存在をご存知でしょうか？

瀬戸市にある深川神社には、陶祖・加藤四郎左衛門景正(通称 藤四郎)を祀った陶彦神社があり、藤四郎の作品として伝えられている重要文化財「陶製狛犬」が設置されています。

残念ながら、現在は一対の狛犬しか残っていませんが、その存在は、瀬戸のシンボルとして親しまれています。 ご当地キャラクターの「せとこま」は、そのシンボルである狛犬がモデルになっており、ゆるキャライベントはもちろん、瀬戸市内の各種行事などでも活躍しています。

せとくんとこまちゃんは兄妹で、お兄ちゃんのせとくんは2009年、3月14日生まれ、妹のこまちゃんは2012年2月3日生まれです。

焼き物の町、瀬戸市の文化や歴史、産業をPRしており、1300年の焼き物の歴史がある瀬戸の未来に向けて、大きく目を見開いています。

二人の好物は、瀬戸のご当地グルメ「せとやきそば」「おこしもん」「ごっつぉ焼き」なんだとか。 また、せとくんはジャズサックスの演奏が特技で、お祭りやイベントでは、サックスの演奏を披露しているそうです。 妹のこまちゃんの特技はダンスで、瀬戸音頭が大好きということで、多彩な兄妹なんですね。

そんな魅力たっぷりの二人が、10月21日、全国のご当地キャラクターたちが集まる「ご当地キャラ博2023」に出場しました。 35都道府県と海外から計100を超えるキャラクターが集まり、ご当地PRタイムでは、せとくんが得意のジャズサックスを高らかに演奏したそうです。

ご当地のキャラクターと言えば、くまモンやひこにゃん、ふなっしーなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 せとくんとこまちゃんも、得意のダンスやサックス演奏を活かして、日本全国のみならず、世界中で誰もが知っている人気ご当地キャラになることを願いたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部