日本一の山、富士山。 いつ見てもその美しさに目を奪われます。

そんな富士山の四季折々の風景を展示した写真展が 富士市で開かれました。

写真愛好家でつくる 全日本富士写真連盟本部による「富嶽百景写真展」です。 富士市の道の駅「富士川楽座」で開かれているこの展覧会では 全国7支部の会員が、四季折々の霊峰富士を収めた44点が並びました。

海岸に打ち寄せる波との共演や雲海に浮かぶ雄大な姿など 各地から構図にこだわり捉えた富士山が目を引いたそうです。

全日本富士写真連盟本部の会員らは、年に2～3回、写真家の指導を受け 撮影会に臨むほか、富士山周辺のごみ拾いなどの環境美化活動にも取り組んでいるそうです。

富士山を守り、伝えていこうという動きは本当に素晴らしいですね。

そして、富士山といば、現在、登山鉄道の整備計画が持ち上がっています。

富士山の環境保護と通年観光化を目指したこの計画。富士山は、夏季の 一定期間にマイカー規制を実施しているものの、車両からの排出ガスの 発生や、登山客や観光客による登山道や5合目周辺での渋滞や混雑が 問題となっていて、マイカー規制では限界があるということです。

登山鉄道計画は、2007年に持ち上がっていたということで とうとう実行される時が来たようですね。

自分の足で登ってみたいけど 列車からの富士山の眺めもまた素晴らしいものがあるのではないでしょうか？ 完成に期待しましょう。


 執筆：街コミNAVI編集部