春から秋にかけて、全国各地の様々な場所でお祭りが行われます。

日本三大祭りの祇園祭、天神祭、神田祭の他にも 大規模で歴史のあるお祭りはたくさんあるのです。

大垣市では 5月9〜10日に大垣祭が開催され 江戸時代からおよそ360年続く伝統の屋台行事が披露されました。 「やま」と呼ばれる屋台を引き回すこの行事は 今年3月に、国の重要無形民俗文化財にも指定された大垣の伝統行事です。

今年も、大垣市中心部の八幡神社前に集まった屋台上でからくり芸などが披露されると 見物客から大きな拍手と歓声が上がったそうですよ。

屋台行事は1648年、戦火で荒廃した八幡神社の再建を祝って 大垣市中心部の10の町が屋台を引いたのが起源とされています。

自然災害や戦争の影響を受けつつ、修復・復元を経て現在は13の屋台があり 大垣祭の2日間、街中を引き回されました。

記事にある大垣祭の写真を見てみると 豪華で煌びやかな屋台の写真を見ることができます。

今年は、重要文化財の指定に加えて、天候にも恵まれ 2日間の人出は、例年を上回るおよそ27万人だったということで かなりの盛り上がりだったようですね。

全国のお祭りシーズンはこれからです。

屋台に花火に浴衣に山車の数々。 今年は誰とどこのお祭りにお出かけになりますか？

遥か昔から続く、伝統的なお祭りをこれからも大切に楽しんでいきたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部