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2016.02.25.

江別における臨床試験が評価される


地方の活性化が叫ばれる、昨今の日本ですが 地元の人々と大学が協力して、地域の活性化を目指す研究も進んでいます。

そんな中、北海道情報大学の事業「食の人介入試験システム"江別モデル"による 食と健康のイノベーション拠点形成」が「イノベーションネットアワード2016文部科学大臣賞」 を受賞しました。
情報元ソース:健康産業速報 北海道の機能性食材研究、文部科学大臣賞に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00010000-kenkosoku-ind
この研究は、江別の地域住民の健康増進を、地元の食品食材を利用した 臨床試験を行うことにより改良していこうとする試みです。

そして、それらの実験をもとに また新たな機能性食品を開発したりしようという試みでもあるんですね。

江別の地域住民の理解・協力のもと北海道情報大学が、食品と健康に関する臨床試験などを行い それらをもとに江別の地元企業などがさらなる商品開発を進めていくというシステムです。

数年前にこのシステムが提唱され、経済産業省の北海道経済産業局も参加して 地域密着型の食品からの健康促進モデルとして注目を集めています。

今回の受賞理由として、北海道の地域資源である機能性食品を科学的に検証するため 食のヒト介入試験システムを構築、実施。

食の機能性評価系として、食品の高付加価値化による関連産業の振興に貢献しているほか 食産業に関わる専門家の人材育成や栄養学に遺伝学を取り入れた ニュートリゲノミクス研究の基盤構築等、産学官連携による地域の活性化に寄与している といったことが挙げられており、これからの地域の活性化に対する産学官関連の重要性を感じさせられる事にもなったそうです。


 執筆:街コミNAVI編集部