地域の博物館や郷土資料館といった施設にはいきますか？大人になってから全然行っていないという人も多いと思いますが、子供のころはよく遊びに行ったり、学校行事で訪れていたりしたという人も多いのではないでしょうか。

しかし、そうした施設は大人になった今だからこそ行ってみてわかることなどもありますし、大人になって改めて地域について学ぶことも大切ですよね。

ちなみに北海道江別市の江別市郷土資料館では、北海道…そして江別の地域を切り開いた「屯田兵」に関する特別展が開催されています。 江別も切り開いた屯田兵とは、兵士であり、同時にその地を切り開き・耕す任務を負った兵のこと。日本では明治時代に北海道の警備と開拓にあたった兵士とその部隊のことをいいます。

1874年に制度が設けられ、翌年から実施、1904年に廃止されました。現在の北海道はこうした屯田兵が土地を切り開いてくれたものがもとになっていて、屯田兵の歩みを振り返ることはそのまま北海道の地域の歩みを振り返ることにもなるのです。

今回の「江別の屯田兵の歩み」は屯田兵が江別に入地してから140周年を迎えることを記念して開催されているもので、資料館に所蔵されている資料で関連するものを展示して、屯田制と江別の歴史に関して様々な角度から振り返ることができる展示となっています。

3月21日まで開催しているということなので、江別の地元の人は改めて地域の歴史を見に是非一度訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部