皆さんは日常、何気なく使われているものがどこで生産されているものなのか 普段から気にしますか？

あまり気にしたことがないという人も多いと思いますが、少しその事に想いをはせてみると 意外な発見があったり面白いものです。

ちなみに日本の建築材としてお馴染みのものの一つ、レンガ。 日本一のレンガ産地はどこかというと・・・北海道江別市なんです。 今や主なレンガ産地というと、日本でも4か所ほど。

関東以北では江別市のみということで 江別ではレンガをはじめとする焼き物産業が盛んです。

そんな江別市の江別コミュニティセンターで、9・10日の2日間 「第27回 えべつやきもの市」が開催されました。

NPO法人「やきもの21」を中心に、市民で構成する実行委員会が主催する このイベントでは、「やきもの文化を通じてものづくりの心を培い、新たな地域文化を 創造する活力にする」事を目指し、やきものとレンガの街で作り手と使い手が交流する場を 提供しています。

道内の生産者や陶芸家が集まり、陶芸品やガラス、金属工芸品などを展示販売したり 実演、人気コンテストなども開催。毎年恒例となっている、西暦の数（2016個）の 江別産レンガを使ったドミノ倒しも行われました。

この週末にはボランティアガイドによる江別駅周辺の名所案内が行われたり 「江別手作りフェスティバル」や江別ゆかりの作家展、ライブイベントなども開かれ 江別中がお祭りムード一色となっていました。

街を挙げてのお祭りムードというのは心躍りますね。 興味を持った方は、来年訪れてみてはいかがでしょう？


 執筆：街コミNAVI編集部