2016.07.21.
茅ヶ崎『浜降祭』では神輿巡行にAED携帯
夏といえばお祭り。
全国各地で様々なお祭りが開催されていますが、炎天下の中人波の中で過ごすというのは 自分で考えている何倍も体力がいるものです。
ましてや運営する側の人間や、神輿が出る祭りなどでの担ぎ手の体力の消耗は想像に難くありません。
そうした状況の中、茅ヶ崎の夏の風物詩「浜降祭」では、7月18日に神輿巡業を行う 本村八坂神社(茅ヶ崎市本村)が、神輿巡業の際「AED(自動体外式除細動器)」を携帯していた ようです。
情報元ソース:カナロコ by 神奈川新聞
万一備えAED携行 浜降祭の神輿巡行で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00010529-kana-l14
AEDは最近では町中にも多く設置されていますし、認知度も高まってきている救急用の機器。
マラソンやスポーツ大会でも携帯されていることが多いですが、神輿の巡業も体力の消耗が激しい
ことから、業者とリース契約をして、万一に備えて用意されました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00010529-kana-l14
祭りでは茅ヶ崎市と寒川町の各神社から大小39の神輿が巡業し、明け方の茅ケ崎西浜海岸に集結 します。午前1時過ぎに神社を出発し、戻ってくるのは午後7時。
それを聞くだけで心身ともにかなり大変なのは想像できますが、本村八坂神社の神輿はその中でも 最大級で重さは600kgもあるんだとか。7月頭には世話人会のメンバーを対象に講習会も開催し 万全の備えで祭りを迎えたようです。
神輿の祭とAED、一見ミスマッチにも思えますが、人々の無病息災などを祈るのが本来の祭の目的と 考えれば準備をしておくのは正しいことですよね。茅ヶ崎だけでなく、全国のお祭りなどでも 導入されていってほしいです。
執筆:街コミNAVI編集部