2016.09.22.
室蘭の木で作った大太鼓「神(カムイ)」
秋の訪れ、豊穣の秋、秋は全国で祭りのシーズンでもあります。 秋空の下、どこからか太鼓や笛などの音が聞こえてきそうです。
和太鼓にはさまざまな種類、大きさがありますが、室蘭には樹齢500年の樹木で作った 道内最大級の大太鼓「神(カムイ)」という大太鼓があります。
その「神」を叩き、勇壮さなどを競う「第11回 大太鼓一本打ち全国大会」 (室蘭登別太鼓連盟、北海道新聞室蘭市ななど主催)が19日、室蘭市文化センターで 7年ぶりに開かれました。
情報元ソース:どうしんウェブ
大太鼓「神」復活 7年ぶり全国大会 室蘭
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0318047.html
神は直径約130センチ、重さ550キロ。2009年に資金難などで大会は休止していたようですが
愛好家らの要望に応え、室蘭登別太鼓連盟が企業を回って協賛金を集め、開催にこぎつけた
ようです。http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0318047.html
日本の大太鼓の魅力を多くの人に知ってもらうのが目的のこの大会では、約400人が来場し 和太鼓団体代表者ら8人が演奏の所作や独創性を審査。
ゲストとして団体演奏に定評がある「和太鼓松村組」が出演、息のあったバチさばきに聴衆からの 拍手を浴びていたそうです。
中学の部では3人が出場。3分間の持ち時間で打面の中心や周辺部分を全身を使い力いっぱい 打ち鳴らし、一般の部(高校生以上、7人出場)では「セイヤー」と威勢の良い声を上げながら 4分の演奏時間を打ち切ったようです。
ちなみにこの一本打ちというものは、「1人の奏者が大太鼓を使って自由に演奏する」と言 う意味です。
執筆:街コミNAVI編集部