地方創生がテーマとなる現代社会。地域を盛り上げる方法には様々なものがあり、各自治体では 自分たちの地域の持つ観光資源を対外的にアピールすることに力を注いでいます。

しかし、まずは地域住民が自分たちの地域の財産についてしっかり理解することが大事では ないでしょうか？

そんな、地域住民が自分たちの住む地域の「お宝」を発見しようとするイベントが全国で 広がりつつあるのを皆さんご存知ですか？

それが、株式会社リノベリングが全国の自治体とともに開催するイベント 「まちのトレジャーハンティング」です。

「まちのトレジャーハンティング」は、住民自身がまちを歩いてまちに潜在する資源を探し 発見したお宝をもとに、こんなふうにまちを楽しくできる！という夢やビジョンを互いに プレゼンするという地域おこしのイベント。

全国で開催されるようになっていますが、6月25日～26日には埼玉県草加市で開催されました。 草加市では今、空き家や空き店舗などの遊休化した不動産をリノベーションし、まちの魅力を 高める「リノベーションまちづくり」の取り組みが積極的に進められています。

今回、リノベーションまちづくりに欠かすことができないまちのお宝（資源）を発掘する イベントとして 「まちのトレジャーハンティング@そうか」が開催されました。

全国で活躍する4人のトレジャーハンターとともに草加の街を歩きながら、大人も子供も 普段まちの人たちが気づいていない空間資源、人的資源、文化資源、歴史資源など まちに存在する潜在的な価値あるお宝を探しに行きました。

最後のプレゼンテーションでも個性的な企画が出されました。

全国で広まりつつあるトレジャーハンティング。皆さんの住む地域でも開催されることがあれば 参加すると新しい発見がたくさんあると思いますよ。


 執筆：街コミNAVI編集部