日本を代表するカルチャーの代名詞の1つが、ゲームです。ドット絵のファミコンから始まった ゲームも現在では技術の進化で画像、音楽、内容と、あらゆる点で進化してきました。

今年はVR（バーチャルリアリティ）技術も進化したということで、一層ゲームの進化が進んでいく ことが期待されています。そんなゲーム業界の大見本市といえば、幕張メッセで開催される 「東京ゲームショウ」ですよね。

今年も国内外から多くの来場者でにぎわったこのイベントですが、そんなゲームショウの会場に 公営の団体が出展していたのを皆さんは知っていますか？

千葉県松戸市の松戸コンテンツ事業者連絡協議会も、そんな自治体でゲームショウに出展を していた団体の1つ。 自治体が一体何をPRするの？と思う人もいるかと思いますが、松戸市の企業「ディッジ」が作る ゲームをPRするため出展していたのだそう。

この協議会は、市の「コンテンツ産業振興事業」を担う団体として、今年3月に設立された団体で ゲームなどのコンテンツ事業に対する支援をして文化の育成を図っています。

今回の出展では「地元企業のゲームのPRとともに、松戸はコンテンツ産業を本気で支援すると 示すこと」を目的に出展したのだそうで、コンテンツ産業を松戸市の特徴的な文化産業として 発展させたいという狙いがあるようです。

ちなみに自治体としての出展は国内外合わせて4団体が行っていました。ついにゲームといった コンテンツ事業も地方創生に寄与する時代になってきたということですね。

技術が進歩するこれからの時代、その未来に注目です。


 執筆：街コミNAVI編集部