皆さんの住んでいる地域には、「街角アート」といったような、街中にアート作品が置かれている場所があったりしますか？

全国様々な地域で、こうした街角にアートを配置するという試みは行われているものですが、千葉県松戸市では、公園で開催する芸術祭「松戸アートピクニック～車窓からのアートとの出会い」が開催され、注目を集めています。 松戸市にある21世紀の森と広場で開催されるこのイベントは、今年初開催される芸術イベント。

21世紀の森と広場は、50ヘクタールの広さを誇る広大な公園で、園内は7つのゾーンに分かれ、水辺や湿地、森、芝生の広場やひまわり畑など、自然のさまざまな表情を見ることができる自然公園となっています。

この芸術祭は、そんな自然に囲まれた公園で五感で感じる体験参加型の芸術祭。自然の景色などを借景して作られたアート作品や、参加型作品名ど、様々なハイクオリティなアートを楽しむことができます。

参加したアーティストは9人で、松戸市に在住する愛知県立芸術大学教授の土屋公雄氏が監修して、公園のさまざまな場所で作品が展示されています。また、21世紀の森と広場は園内をJRの線路や道路が通っているという特徴的な公園ということもあり、「車窓から展望できる」という点も意識して作品が展示されています。

同じ作品でも車窓から見てみるとまた違った表情を見せるなんてこともあるかもしれませんね。

講演を訪れてアートを楽しむのもいいですし、クルマや電車で通過する際に何気なく楽しんでみるのもよし11月5日までの開催なので、是非皆さんも何らかの形で芸術祭に参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部