現在は国際化が進んでいる社会ですし、日本を訪れる外国人の数もどんどん増えてきていますから、外国人に対する対応も様々な場面で必要となってきていますよね。

さらに、観光客だけでなく日本に住む外国人の数が増えてきていることもこれから考えなければいけない状況の1つです。役所などの場でもそうした外国人の対応に関して考えなければいけないことがたくさんありますが、千葉県松戸市では、現在市の職員としてベトナム人女性を雇用しているということで、話題となっています。 松戸市では現在、留学などで市内に住んでいるベトナム人が2,000人以上いて、中国人に次いで多いといいますが…なんとこの数字は昨年の5倍以上なのだとか。

あまりに急激に人数が増えているため、松戸市としても対応をすることが急務に。

そこで、ベトナム人のレー・ガン・ハーさんを7月31日から1年間の契約で雇用したといいます。レーさんは国が進めている事業「JETプログラム」によって来日し、広島大学で1年間学び、松戸市で採用された人物。JETプログラムとは外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業ということで、まさしくこの通りの活躍を期待されて松戸市にやってきました。

松戸市としてもレーさんがいることでベトナム人の居住者への対応もスムーズに行えますし、住んでいるベトナム人からしても、レーさんがいることで安心できる部分は多々ありますよね。

こうした取組がこれから全国で進むと思いますし、そうした社会への準備を私たちもしていかないといけないなと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部