2020年の東京オリンピックまであと4年となり、本格的にオリンピックが近づいてきた という感じがしてきましたね。

競技場の問題など、まだまだオリンピックに関してさまざまな話し合いが続いている最中ですが 現在、聖火リレーについてあるプロジェクトが岐阜県大垣市で立ち上がっているのを 皆さんはご存知でしょうか？ それが、松尾芭蕉の奥の細道の旅路を逆からたどる聖火リレーを実現させようという試みです。

松尾芭蕉の奥の細道はご存知と思いますが、芭蕉は実は岐阜県出身。 奥の細道の行程では東京を出発して東北地方や日本海側を経由して、最後には大垣を終点としました。

このルートを逆にたどって大垣から東京に聖火リレーを行おうというのが今回の計画で 奥の細道ゆかりの自治体でつくる奥の細道サミットが提案しました。

同サミットは1日に大垣市内で開かれた総会で、「年末までに10万人の署名を集め、来年3月に 東京五輪・パラリンピック組織委員会に要望する」ことを決め、実現に向けて、全国的な署名活動に 乗り出すそうです。

実はこの計画については昨年大垣市長からオリンピック組織委員会に要望書が出されていて 実現に向けた更なる活動ということのようです。実現すればスタート地点は大垣市か、芭蕉生誕の地 伊賀市になる見込みだそうですが、岐阜からスタートするのは不思議なような、予定調和じゃなくて 面白いような気持ちになりますね。

署名活動は11月、12月の2ヵ月間だそうなので、賛同する人は署名に参加してみてはいかがでしょう？


 執筆：街コミNAVI編集部