



2016.12.11.
天草に伝わるおんぶひも『もっこ』
今年4月に熊本県を襲った震災では、多くの人が被災し、今でも困難な生活を送っています。 ここ数年大規模な災害が相次いでいますが、その避難生活の中で、意外なものが生活の役に立つ ことを発見したり、何気なく日常にあるものの価値を再発見するというような事例も多くある ようです。
熊本県天草市では、今回の避難生活を通して、天草に伝統的に伝わるあるものの価値が再認識され 注目を集めているんだそうですよ。
情報元ソース:産経新聞
熊本・天草「もっこ」 被災ママも絶賛、伝統のおんぶひも脚光
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000054-san-soci
それが、おんぶひも「もっこ」です。天草地方に伝わるおんぶひもで、今回の震災時、被災者へ
貸し出しを行ったところ、通常のおんぶひもよりも高い位置で子供が背負えるなどの利点があり
大好評。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000054-san-soci
一気に知名度も上がり、アドバイザーも国内外に約150人誕生したのだといいます。
現在、発売されているもっこは伝統的なもっこに現代風のアレンジが加えられたもので、今の お母さんでも使いやすくなっているんだそうです。
普及団体である「おんぶもっこ」の活動は6月にはNHKにも取材されるなど、現在急速に普及活動を 行っていて、全国各地を飛び回っておんぶもっこ体験会や交流会を開催しているのだそうです。
もっこを販売する通販サイトなども急増で、以前からもっこを販売していたサイトでも バリエーションなどが一気に増えています。小さい子供のいるママにしかわからない苦労も ありますが、これだけ普及するということはやはりママには大助かりの一品なのでしょうね。
旦那さんから奥さんへのプレゼントにもよさそうですよね。これからの普及に注目したいです。
執筆:街コミNAVI編集部