落書きをした思い出、ありますか？家の壁などに落書きをして怒られた記憶をもっている人も多いかと思いますが、公共の資産や他人の住宅の壁などに落書きをするのはもはや犯罪。

でもやっぱり、広いキャンパスに好きなだけ、自由に絵をかきたい！という子供たちの気持ちもわかりますよね。

たまに工事現場のトタンの壁に、地元の子どもたちが絵を描いているのを見ることなどもありますが、ああいう作品を見ると、子どもたちにはのびのびとさせてあげるのが一番だと思わされます。

そんな中、愛知県刈谷市では改修前のマンションの壁に好きなだけ絵を描いていいというイベントが開催され、子どもたちが存分に絵を描き楽しみました。 このイベントが開催されたのは刈谷市内のマンション「アトレ刈谷ミササガパーク」。

今年3月には大規模な修繕工事が始まることもあり、その前に壁に思う存分落書きを楽しんで、住民たちの交流の場としてもらおうと企画されたのだそう。子どもたちは約40平方メートルの集会室の壁いっぱいに落書きを楽しんだそうです。

絵だけでなく大きな文字を書いている子もいたりしたのだそう。

この後改修工事が入るので、落書きした壁紙もはがされますが、一部は保存することも検討しているのだそうです。こうしたイベントは地域住民の交流にもつながっていきますし、街づくりを担う不動産業者などがこうした企画を行っていくのは地域活性につながるいい試みではないかと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部