6月も終わりに近づき、半袖で過ごせるような暑い日も増えてきましたね。もう夏も目の前という感じがしますが、花火大会や海開きなど、全国各地で夏の風物詩も少しずつ登場し始めています。

そうした中、愛知県刈谷市では夏の風物詩の代表格ともいえるスイカの出荷が始まり、6月18日には毎年恒例のスイカの朝市が開催され、多くの人でにぎわいました。 刈谷市は県内有数のスイカの産地。特にサイズが小さめで全国的にも珍しい黄色い果肉をもつという特徴的な「小玉スイカ」が市の特産品として広く知られています。

皮も薄いため、断面図はパッと見でカボチャにも見えてしまうほど。この小玉スイカを中心としたスイカの朝市はJAあいち中央産直センター刈谷北部で開かれる刈谷市の恒例行事で、例年複数の農家が軽トラックでスイカを販売します。

例年数百～千個程度のスイカが数10分～1時間程度で完売してしまうという盛況ぶりを見せるこの朝市ですが、なんと今年は開始前から300人が行列を作り、今年も用意された千個のスイカが1時間で完売してしまったのだそうです。

これからスイカ出荷の最盛期を迎えていきますが、刈谷の小玉スイカは皮が薄く日持ちしないため、主に刈谷市内や愛知県内での販売が中心となるのだそうです。

小玉スイカは通販で購入することもできますが、刈谷産のものは通販での流通量が非常に少ないですし、みなさんも愛知に訪れた際は是非、この刈谷の小玉スイカを食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部