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2017.02.25.

企業版ふるさと納税、熊谷で動き。


導入から10年弱が経過し、定着するとともに様々な物議をかもし続けているふるさと納税。やはり返礼品や税金の控除のことばかりが気になって、それを中心にふるさと納税を行っているという人も多いと思いますが、純粋にその地域、地元を応援する気持ちでふるさと納税を行っている人たちもたくさんいます。

そんなふるさと納税に今年度から導入された制度「企業版ふるさと納税」をご存知ですか?

民間資金の活用によってまちづくり事業の実効性を高めようと今年度から導入された制度で、国から認定された事業に対して企業単位で寄附ができるというもの。

そんな中、埼玉県熊谷市では「ラグビーによるまちづくり事業」が、全国初の認定事業の1つとなり注目を集めましたが、その「ラグビーによるまちづくり事業」に対する初の企業版ふるさと納税寄附者がついに現れ、話題となっています。
情報元ソース:熊谷市ホームページ 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)
http://www.city.kumagaya.lg.jp/about/soshiki/sogo/kikaku/oshirase/ouenzeisei.html
熊谷市では熊谷ラグビー場が2019年のラグビーワールドカップの開催地となっていることなどもあり、ラグビーによる地域おこしが現在、大きく行われています。

寄附したのは、県立熊谷高校の応援団OBで、現在熊谷市外で会社を経営する4名で、それぞれの会社から寄附を行ったとのこと。昨年行われた同窓会で企業版ふるさと納税の存在を知り、寄附を決めたのだそうです。

企業版ふるさと納税はまだまだ知名度が低いですが、こうしたニュースがたくさん増えることで、企業版ふるさと納税を行う企業が増えて、地域が活性化されるといいなと思いますね。


 執筆:街コミNAVI編集部