今年も暑い夏が終わりを迎えようとしていますね。ここ数年過去最高気温が頻繁に更新されるなど、暑い夏が続いていますが、全国的にも暑い地域というとみなさんはどんな町を思い浮かべるでしょうか？

埼玉県熊谷市を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 実際にどれくらい気温が高いのかには様々な議論がありつつも、間違いなく日本有数の暑い地域として有名な熊谷市。

そんな熊谷市では毎年夏の風物詩として「大温度計」というものが掲示されるのですが、今年も夏の終わりを迎え、9月の12日に大温度計の撤去作業が行われました。

ニュース番組などで映される事も多いこの大温度計。

見たことがあるという人も多いと思いますが、実は市が掲示しているものではなく、八木橋百貨店という百貨店が掲示しているもの。1日に2回温度が更新され、その日の熊谷の暑さを伝えます。

2007年から設置されるようになり、いつしか熊谷市のシンボルとして市民に愛されるようになっていました。

2013年から現在まで活躍している大温度計は3代目ですが、八木橋百貨店は大温度計の掲出は今年で終了するということを今年の夏前に発表。しかし継続を求める市民の声があまりに多かったことから、来年からリニューアルして4代目の大温度計となり、引き続き掲示されることが決まったのだそうです。

熊谷市民は継続を喜んでいる人も多いと思いますが、皆さんも来年以降の夏に熊谷を訪れた際には大温度計を是非、見に行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部