日本の夏といえば全国各地で様々な「祭り」行事が催されるのが風物詩ではないかと思います。そんな中でも熊谷では関東一とも言われている祭りが開催されたということで多くの人々で賑わいを見せたそうです。

今回、熊谷で開催されたのは「熊谷うちわ祭」と呼ばれる行事だそうで、熊谷にある八坂神社の例大祭で毎年恒例で5日間にかけて開催される大規模な祭り行事でもあります。 なんといってもこの熊谷での祭りの見どころいうのは山鉾儀式を取り入れているところではないでしょうか？

この「熊谷うちわ祭」では山車が6台、屋台が6台あり、それらが賑やかにお囃子を鳴らしながら熊谷の市街地を巡行する様子は確かに関東一の祭りと言えるものかもしれません。

また、この「熊谷うちわ祭」の面白いところはそれだけでないようで、この祭りの期間中はいたるところで「団扇」が配られるのそうで、まさに名前の通りのうちわ祭りと言えるのではないかと思います。

しかし、実はこの団扇は実際の祭りの行事の中では使われることはないのだとか。

夏の祭りの熱気というのはそこにいれば暑さを感じるものだとだと思いますが、そんな身体を冷やすためにだけということで団扇が配られているのでしょうか？祭りの名前にもなっている団扇は実際に祭りには関係はないというのは変わっているとは思いませんか？

もしかすると、多くの人は知らないだけで実は重要な意味をもっているのかもしれません。祭りというのはそういった不思議な要素も楽しみの一つですよね。


 執筆：街コミNAVI編集部