近年、遊休不動産などが増えてくる中でリノベーションなどをうまく行って、施設を生まれ変わらせたり、有効活用して行こうという流れですよね。

住む人がいなくなった家や古民家などが話題となることが多いですが、扱いに困る物件や遊休不動産というと、そういった家だけではありません。廃校となった学校や、病院など、公共の施設や大きな建物でも、建物や土地の扱いに困る例が出てきています。

そうした学校跡地を有効に活用していく取り組みも全国で広がっていますが、埼玉県熊谷市では、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」が現在、市民施設として活躍しています。 くまぴあは、旧熊谷市立女子高等学校の施設を有効活用し、子どもから高齢者までの幅広い世代の市民が、生涯にわたってスポーツ・文化に親しむことのできるようにと整備された施設。

2013年に開設され、本格的な設備が順次整備されてきて、合宿や研修による宿泊も可能な生涯学習センターとして市民から人気を集めています。そんなくまぴあで11月4日に開催されるのが、「くまぴあ祭り」です。

熊ピアを舞台にした市民祭りで、巨大輪投げ、建国体力チェックといったスポーツ系のイベントから、オリジナルトート作り、ぶんぶんコマ作りといった文科系のイベントまで幅広くイベントが開催されます。

藍染体験やそば打ち体験といった体験型イベントも用意され、生涯学習センターらしい幅広いイベントを開催します。

グルメブースやフリーマーケットも開催され、地域のイベントとしても誰でも楽しめるイベントとなっているので、熊谷に住んでいる人は是非、参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部