2017.03.14.
江別の大学生が避難所生活の研究
日本は地震をはじめとして、自然災害の多い国ですよね。先日は3.11から6年が経過したということで、改めてそのことに思いをはせた人も多いことかと思います。
昨年も4月に熊本県で大規模な地震が起きましたが、どちらの震災も、春先の災害だったということで、寒さなど、避難生活の困難さも繰り返し伝えられました。特に寒い地域で災害が起きてしまうと、命の危険は倍増します。
現在、そうした避難生活における寒さにどう対応していくかという研究が全国で進められていますが、北海道江別市では、大学生たちが冬の避難所に関する検証調査を行いました。
情報元ソース:北海道新聞
冬の避難所体感し検証 江別・北翔大生ら、文京台小で宿泊調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00010001-doshin-hok
その調査を行ったのは、江別市にある北翔大学。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00010001-doshin-hok
江別市内の4大学が、江別市のまちづくりのために行っている「江別市大学連携事業」の一環として開催されたもので、北翔大学の教授や学生に加え、市の職員や地域の自治会役員なども参加して、地域の小学校で検証調査を行いました。
部屋や寝具など、様々な環境を用意し、それぞれの環境での気温を図り、学生それぞれも実際に眠ってみて、それぞれの違いを検証しました。他にも炊き出しの体験など、避難生活についての検証をいくつか行ったということです。
学生だけでなく市の職員なども参加していたということで、こうした大学の検証実験が行政などにどう反映されていくのか期待したいところですね。
また、そうした自治体が集めたノウハウが日本全国に広がって、活用されていくことにも期待したいです。
執筆:街コミNAVI編集部