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2017.03.24.

比々多神社(伊勢原)でひな人形を供養


今年のおひなさまはどんな飾りつけをしましたか? 女の子のための日として伝統的な雛祭りですが、その飾りつけは近年の住宅事情によって縮小傾向にあるようです。

ひな人形自身も簡素化されたり、飾りつけを行わない家も増えてきました。

さて、そんな中、使わなくなったり古くなったひな人形を供養するという催しが伊勢原の比々多神社で行われました。
情報元ソース:tvkニュース(テレビ神奈川) 伊勢原・比々多神社で人形感謝祭
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-00010004-tvkv-l14
おそらく今年の雛飾りを最後に、彼らは役目を終えたのでしょう。

今年はお雛様、お内裏様などの、合計でおよそ4,000体の人形たちが伊勢原比々多神社に終結しました。供養は午後3時から行われ、参列者は神妙な面持ちで見守っていたということです。

もともとこの神社では、伊勢原の住民から「子供が大きくなり、飾らなくなった人形たちを供養してくれないか」という要望を受けたのがきっかけ。30年前から供養を伊勢原で毎年行い続けてきているそうです。

3月17日という日付は、雛(ひ=1、な=7)という語呂合わせ。 来年も行われる予定なので、今年でおしまい、というひな人形は捨ててしまわずに来年まで大事にとっておきましょう。

子供の成長とともに不要となるものは多いですが、親にとっては子育ての記憶そのものです。なかなか愛着がわいてしまって捨てられないという気持ちもわかりますが、収納スペースとの闘いはむしろ子供の年齢が上がれば上がるほど熾烈を極めてゆきます。

伊勢原での祈祷とお祓い、そしてお炊きあげによって、親心と一緒にひな人形を供養しましょう。


 執筆:街コミNAVI編集部