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2017.04.05.

習志野に春を告げる鳥が飛来


3月も終わりとなり、いよいよ本格的に春がやってこようとしていますが、皆さんはいったいどんな時に春が来たなと感じますか?

近所で花を見かけたときや、毎年恒例のお祭りやイベントが開催されるのを見たときなど、人によって様々な春を実感するイベントがありますが、渡り鳥がやってくるのを見て春を感じる人もいるのではないでしょうか。

そんな中、千葉県習志野市では春を告げる渡り鳥が例年よりも1週間早く確認され、多くの人が春の訪れを感じているのだそうです。
情報元ソース:千葉日報オンライン 春告げるコチドリ 谷津干潟に飛来 /習志野
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-00010003-chibatopi-l12
その鳥が、コチドリ。海岸や河川の中流域、湖、池、沼、水田、畑等に生息する、チドリの仲間で、春になると東南アジアや南西諸島方面から日本にやってきます。

習志野市の谷津干潟にも毎年コチドリがやってきていて、例年ほかの渡り鳥たちよりも早くやってくることから、干潟を管理する、谷津干潟自然観察センターではコチドリを「春を告げる鳥」としているのだそうです。

コチドリは秋ごろまでこの干潟にいるということなので、習志野周辺に住んでいて興味のある人は一度見に行ってみてはどうでしょうか?

コチドリは国際自然保護連合(IUCN)によって、レッドリストの軽度懸念(LC)の指定を受けている品種。個体数は安定状態にはあるといいますが、油断すると絶滅危惧種となる恐れもあります。これからも習志野の春を告げるとして活躍してもらうためにも、干潟の管理や保護にも気を付けていってほしいですね。

皆さんも、自分たちの地域に春を告げる渡り鳥が例年来ているのかどうか、調べてみると新しい発見があって面白いかもしれませんよ。


 執筆:街コミNAVI編集部