4月に入り、春らしい陽気の日も増えてきていますが…やはり春といえば桜。

多くの地域では桜のシーズンは終わってしまいましたが、皆さんは今年お花見をしましたか？結局、花見をしようと思ったままできずに終わってしまったという人も多いのではないかと思いますが、静岡県富士宮市では、まだまだ桜を楽しむことができるんだそうですよ。 というのも、富士宮市は富士山の山頂が所属する市で、日本一標高差のある市。標高の低い地域では比較的開花が早く、標高の高い富士山の上のほうでは、開花が遅いからなのだそうです。

そもそも富士宮市には、富士宮市のシンボルでもあり桜の名所として知られる「富士山本宮浅間大社」などのお花見スポットがあったり、国の指定特別天然記念物に日本最古級の山桜として指定されている「狩宿の下馬ザクラ（かりやどのげばざくら）」があったり、富士宮市の花としてフジザクラが指定されたりと、桜で有名な地。

開花が早い地域では3月下旬から開花が始まりますが、樹齢600年、国内最大級の桜として全国的に有名な「猪之頭ミツバツツジ」などは4月中旬に開花。

富士山スカイラインや富士山桜の園では4月下旬～5月上旬に開花が始まるのだそうです。約2ヶ月間にもわたって桜の花を楽しめるということで、今からでもまだまだ桜の花を楽しむことができるそうですよ。

今年もお花見ができなかったと悔やんでいる人は、富士宮市を訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部