全国には、「その地域といえばこれを連想する」というような地域を代表する名物がありますよね。

三重県伊賀市といわれるとみなさんは何を思い浮かべますか？やはり忍者ではないでしょうか。伊賀といえば忍者ですし、忍者といえば伊賀と甲賀が真っ先に出てくる人がほとんどだと思います。

伊賀市としても忍者の町としてのPRを積極的に行っていますが、そんな伊賀市の老舗和菓子店が伊賀忍者に関するトークショーを先日行い、話題となりました。 伊賀市には数百年続く老舗和菓子店も多く、忍者に関連するものをモチーフにした商品を開発しているお店も多いのですが、今回トークショーを行ったのは創業400年という歴史を持つ和菓子店・桔梗屋織居。

伊賀忍者をテーマにした司馬遼太郎の小説「梟の城」をモチーフにした饅頭なども販売しています。

トークショーの相手は亀山市の「関野戸」こちらも江戸時代初期から続く老舗で、店主は「神君伊賀越え」で有名な服部半蔵の親戚筋の家系で、伊賀忍者にも縁があるのだそうです。

トークショーは津市の直売所が地域の歴史を知ってもらおうと開催したもので、トークショーでは全国で食べられている「伊賀餅」についての裏話（表面につけられている五色米は忍者が暗号として利用していたなど）が披露されたりと、誰もが興味をひかれる内容のトークが繰り広げられ、参加者たちを楽しませました。

和菓子や忍者にも様々なつながりがあるそうなので、皆さんも伊賀を訪れた際には老舗和菓子店などにも足を運ぶと面白い発見ができるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部