恐竜はお好きですか？特に男の子は小さなころに恐竜にあこがれたという人がほとんどではないかと思いますし、今でも恐竜関係の映画や本、グッズなどが人々に受け入れられていることを考えると、やはり恐竜の持つロマンの大きさに改めて気付かされます。

新種の恐竜の化石が発見されたり、今まであまり発見されてこなかった場所から化石が発見されたりするのは大きなロマンですし、ニュースになります。

そんな中、熊本県天草市では先日、恐竜の化石が発掘され、それがティラノサウルスの化石ではないかとされ、注目を集めています。 天草市御所浦白亜紀資料館と福井県立恐竜博物館との共同調査の際に、天草市天草町の海岸の転石から化石が発見されたのが2014年のこと。

それから調査を行った結果、その化石が大型肉食恐竜の歯の化石だと断定されたということで、7月5日に天草市役所で正式な発表が行われました。化石は天草市天草町に分布する姫浦層群（約8000万年前の地層）から産出したということで、浦層群からは1997年にも、姫浦層群初の恐竜化石となる植物食恐竜の化石が発見されていました。

これが御所浦白亜紀資料館の設立のきっかけとなり、同年に資料館が設置されたのだといいます。7月15日からは御所浦白亜紀資料館では20周年特別記念展が開催中ということもあり、不思議な因縁を感じる発見となっています。

これからまだまだいろいろな調査を経て様々なことがわかるということになりますが、このニュースを聞いて久しぶりに恐竜にロマンを感じてきたという天草市民の人がいれば是非、御所浦白亜紀資料館の20周年特別記念展に足を運んでみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部