近年は、地方自治体による自治体のPR合戦がこれまで以上に激しさを増していますよね。各自治体の取り組みも段々スケールが大きくなったり、新しい工夫がたくさん出てきています。

最近では都心など遠くの地域にアンテナショップを開くなどの取り組みも人気がありますが、やはり地元の物産などを地元で集めて紹介するタイプの直売所・アンテナショップも大事にしてほしいですよね。

そんな中、静岡県掛川市ではJR掛川駅構内の産品販売所「これっしか処」がリニューアルオープンして話題となっています。 これっしか処は「今っしかない『旬』」「ここにしかない『場』」「これっしかない『数』」のコンセプトの下で地元産品を販売する場で、ここでしか購入することができない商品も多数取り揃えているお店。

開店30周年を記念して6月28日にリニューアルオープンしましたが、その目玉はなんといってもお店の外壁に描かれたイラストと写真。

入り口横に大きく描かれた掛川城をはじめとして、掛川を代表する建築やお祭り、名所などが描かれています。

物産を消化する場としてのみならず、掛川観光の拠点としての機能も果たすべくリニューアルしたということです。また、店内に関しても、全国8の都市と連携して、各地の物産品などの販売を行っていて、最近流行してきている互産互消も取り入れた内容に生まれ変わっています。

観光客はもちろん、掛川の地元の人も楽しめるお店となっているので、今まで行ったことがなかったという人も、これを機に一度訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部