土用の丑の日に、食欲をそそるニュースが入ってきました。

7月25日は土用の丑の日。「う」のつく食材を食べると夏を乗り切る精がつくという伝承によって、うなぎを食べるという人が多いのです。千葉県成田市の成田山新勝寺参道は、そんなうなぎの名店が並ぶ名所。

25日は特に行列が並んだそうですよ。 関西などでは、「千葉でうなぎ」、というイメージが無い人もいるかもしれませんが、実は関東の蒲焼に使う「濃い口しょうゆ」が始まったのが千葉だったことから、うなぎの蒲焼の名店がそろっているのです。

中でも成田のうなぎは絶品。今回ご紹介する1910年創業の「川豊」をはじめ、今年も丑の日に成田を訪れる人が多かったということです。

川豊は午前10時開店なので、混雑を避けたお客は開店前から準備していたそうです。開店と同時に1・2階席合わせて160席は次々に埋まりました。

この日用意されたのは約1,000食分のうなぎ。閉店時間も2時間延長するという特別対応をしました。

関東の蒲焼は関西より「白蒸し」と呼ばれる蒸し焼きの工程を挟むためにふっくらとした柔らかさが人気です。その後タレをくぐったうなぎを再度焼くことで、香ばしい香りが成田じゅうに広がります。

一時に比べると確かに価格は高めですが、一年でこの日だけ、という土用の丑の日においしいうな丼、蒲焼はいかがでしょうか？今年は8月6日も丑の日にあたるようですので、まだ食べていないという人もまだ間に合いますよ。

成田から美味しいニュースでした。


 執筆：街コミNAVI編集部