群馬県桐生市で、タヌキとニホンザルの赤ちゃんが誕生し、その成長がニュースとなっています。赤ちゃんが生まれたのは桐生市にある「桐生が岡動物園」です。

タヌキは「ポンジロウ」と「ポンコ」の子供で、5月23日に7頭が誕生。ニホンザルは4月と6月に「アイ」「ユイ」「アカネ」の3頭が出産しました。 桐生が岡動物園によると、ニホンザルの赤ちゃんはすくすくと成長してサル山で見ることが出来、タヌキは親と一緒にタヌキ山を走り回る元気な姿を見せており、来園者もその姿をみることができるそう。

タヌキはこれまで人目を避けてタヌキ舎の小屋の奥にいましたが、7月初旬から広場に出て来るようになったそうです。サルの赤ちゃんは、当初は親に抱かれ、乳をもらっていることが多かったですが、最近はサル山の滑り台で遊んだり、飛び回ることが増えたと言います。

桐生が岡動物園の飼育員は、「赤ちゃんらしく遊び、親と行動する姿は微笑ましく、多くの人に見て欲しい」とコメントしています。

動物園と言うとたくさんの動物が飼育されていますが、やはりどんな動物でも赤ちゃんの可愛さは格別なことでしょう。この「桐生が岡動物園」に限らず、各地の動物園で新しい命が誕生し、話題を集めているのではないでしょうか。これからの季節、きっとお子さんを連れて動物園にお出かけする方も多いでしょう。

新しい命の誕生を楽しみつつ、限られた期間の可愛さを味わい、動物を愛し、慈しむ想いを育んで欲しいと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部