日本は間もなく戦後70年を迎えようとしています。 それに合わせて東海大学文学部の学生たちが 伊勢原の戦争体験者から聞き取り調査を行い記録をする 「映像ライブラリー」という取り組みを始めたそうです。 この取り組みは、伊勢原市との共同事業とのことで 戦争の記憶を若い世代に伝えつなぐことを目的とし 今後、伊勢原で行われる「平和のつどい」で発表されるそうです。

伊勢原に限らず、このような戦争の真実を次世代の若い層に訴えかけたり 記録として残すといった取り組みは行われてきたと思います。

しかし、戦後70年を過ぎようとしている現代では 戦争を実際に体験された方々も少なくなってきたりといった事もあり なかなかこういった活動は難しくなってきているのではないかと思います。

そんな中で、大学生といった若い世代が この伊勢原市との共同事業を行い、日本の歴史を後世に伝えていく事は 非常に大切な取り組みなのではないでしょうか？

この取り組みでは学生たちが、市と協力して 市内に残る戦争体験者を探し「伊勢原」「戦争」「生活」の3点を軸に 映像を残していく事が目的だそうです。

戦時中の悲惨な映像だけでなく、こういった視点から 戦争という出来事を記録として残すという事は大事ですよね。

若い学生と戦争体験者、そして自治体が協力する事で 今後の日本に大切な思いや考えをを残していくのは 必要な事業だと感じます。


 執筆：街コミNAVI編集部