北海道と聞くとどんなものを思い浮かべますか？

やはり農業や漁業など、グルメに関するものを思い浮かべる人も多いでしょうし、お祭りなどのイベントを思い浮かべる人も多いと思います。

しかし、農業にもつながりますが、北海道といえばやっぱり広大な自然。自然に関する多くの観光地なども整備されていますが、中でもやはり北海道の自然を象徴する地域といえば、釧路市ではないでしょうか。 釧路湿原や阿寒湖など、様々な有名スポットのある釧路市ですが、阿寒湖を含む阿寒国立公園が、範囲を拡大して今年8月に「阿寒摩周国立公園」として改修されました。

これを受けて、JR北海道釧路支社では釧路駅〜川湯温泉駅間で、臨時列車「阿寒摩周国立公園誕生記念号」を運行することを発表しました。阿寒国立公園は、初期の国立公園として昭和9年に指定された歴史ある公園で、原子の自然の姿を今に伝える貴重な自然環境を持つ地域。

今回、平成29年に行われた会議で区域の拡張が決定され、名称の変更が決定されました。

今回運行される記念列車は通常は釧路駅～塘路駅（標茶町）間で運行されている「くしろ湿原ノロッコ号」用の車両に特製のヘッドマークや行先表示板などが取り付けられたもので、車内では記念品の贈呈や沿線の自然や歴史について解説する講座が行われるといいます。

運行されるのは10月21・22日で、上り下りともに数本となっています。列車好きの人や、釧路、阿寒湖に特別な思い入れのある人などは是非、参加してくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部